『裏通りのカレーライスを深夜の書斎の空腹時に思いうかべることもある』(池波正太郎)
というわけで上田が続きますが、これまた地元では知らない人がいないくらいに有名なカレー店(正確には洋食屋さんですが・・・)の「べんがる」さん。
池波先生もおっしゃるように、本当に地元民じゃないと判らないような路地裏にひっそりとございます。しかも看板も剥がれていて海野町商店街から入ってくると見落とすし。ちょっと、一見様お断りっぽい雰囲気はあります・・・。
ここのお勧めは・・・まぁ、カレー屋さんなだけにカレーがお勧めですが、普通にランチメニューの方が安くてお得・・・いや、じっくり煮込んだやわらかいお肉のビーフカリー(1,250円也)がお勧めです。(笑)
上田にお越しの際は、地図を片手にぜひお越しください。
・・・と言いたいところですが、ここの給仕やってるおばちゃん(奥さん)の愛想が悪くて悪くて、なかなか嫌な気分にさせられること請け合いです。
無愛想だけならともかく、出されたスープがこぼれても知らん顔、客がいるのにカウンター前の厨房で料理している旦那さんに小言を言いまくり、客の前でアルバイトを叱り飛ばし、そして挙句の果てに、カレーに指入ってるよ、おいっ!・・・みたいな。昔からこんなにマナー悪かったっけか??
本当に料理が美味しいだけにもったいない。値段だって高いのに・・・。
あと、名物の「べんがるカリー」は、ビーフカリーが辛口になって、ポタージュスープを付けて500円アップ!なので、あまりお勧めしません。(苦笑)
まぁ、よろしければどうぞ。という感じでしょうか?
ついでにもう一軒。
食べ物のお店ではありませんが池波先生ゆかりの古書店で『斉藤書店』。
一見すると雑然とした昔ながらの古本屋に見えますが、なかなか歴史的価値のある古書なんかも多く取り扱っており、池波先生が古い資料を探す時はここの店主に頼むと、どこからともなく必ず本を落札してきたとのことで、先生の信頼も厚かったそうですね。
うーん、店主、おそるべし!
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