借金大王

　『 国内自動車メーカー各社、米国で貸し倒れ増に直面 』（ロイター）

　トヨタと日産、ホンダは自前の金融子会社を通じてファイナンスを提供し、販売を伸ばしてきた一方で金融資産もふくらみ、トヨタは９兆４０００億円、日産は２兆７０００億円、ホンダは３兆７０００億円の金融債権を抱える。
　いずれも８割程度が米国向けとみられる。
　トヨタは貸し倒れ関連費用として０８年４─１２月期の９カ月間で９６０億円、ホンダは１６５億円を計上した。

　『 国連事務総長：米国は最大の踏み倒し屋 』（ワシントン）

　国連の潘基文事務総長は１１日、米下院外交委員会のメンバーとの会合で、国連分担金を滞納している米国を「最大の踏み倒し屋だ」と発言し、議員側から猛反発を受けた。

　まぁ何というか、ヤクザに融資してしまった気分です・・・。

　ただいま期末決算に向けたリバトリ（注）で円高進行中。
　金融機関、この時期に少しは自重しろ！・・・とか思う。

注）　リバトリ　（リバトリエーション）　
　外国に投資していた資金の本国還流のこと。自国通貨の上昇要因になる。

　機関投資家がリスクのある海外資産を保有する余裕がなくなったときに、資産を売却して資金を引き揚げる場合に用いることが多い。最近では体力の低下した米国の投資家が米国外の資産を売ることでドルが買われ、ドルの下支え要因になった。

　日本では毎年、３月の決算期末を控えた２月ごろから、機関投資家（金融機関）のリパトリエーションが活発になる。これにＦＸや外債投信などを通じて積み上げてきた個人の外貨資産売却が加わると、大きな円高圧力となる可能性がある。