すてねこ日記
2024-11
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2年10ヶ月で1千万円を貯めたカリスマ主婦だとか。
貯金しないよりはした方が良いに決まってます。 夫の手取り月収27万円で、貯蓄額は年間350万円。確かにすごい。 が、ちょっと待て。 食費や光熱費を抑えたり節約する方法なんかをもっともらしくおっしゃってますが、そんな事で節約できる金額なんてのはせいぜい年間3~40万程度。他に何か重要なポイントがあるはずです。 まず一般的な夫婦2人の最低生活費を計算。 食費4万。水道光熱費1.5万。固定電話0.3万。携帯1万。計6.8万で年額81.6万。 手取り月収27万のサラリーマンの年収を400~450万とすれば、確かに年間300万円以上の貯蓄は可能ではありますが、普通はこの他に住宅費・衣料費・自動車維持費・交際費等が加算されます。 2人暮らしなら住居は2DK。田舎でも6万、都内なら10万か。 衣類。普通に社会生活しているなら、2人で平均月額1万は欲しい。 夫の小遣いも、やはり3万は無いとゴルフもできない。飲みにも行けない。 保険はどうでしょう?せめて年額10万程度の保険は必要です。 これらから、どんなに切り詰めても田舎で年間211万、都内なら280万が最低限生活費として消える計算になります。 自動車を所有していれば、保険・ガソリン(月1回給油)・車検等を平均して、年額17万程度がこれに加算されます。 さてそうなると計算が合わない。なぜでしょう? まず考えられるのが、住宅費がかからないということ。 たぶん実家住まいなのでしょう。これなら都内でも本人夫婦には住宅費はかかりません。また、都内なら自動車も所有する必要がありません。 衣類や交際費・小遣いに関しては極限まで節制している...かもしれませんが、例えば夫の仕事が営業の場合、固定給の手取りが27万であってもそれ以外に営業報酬をもらいます。営業報酬をそのまま自分の小遣いにされる方は多いですよね。私も年間50万はこれで稼ぎました。 また、公言しているのが手取り月収のみで年収については触れていないところから、税金や公的年金以外にも天引きしている可能性があります。保険や個人年金・財形・貯蓄等を天引きしているサラリーマンは多いですし、社宅なら住宅費が天引きされ、交通費も天引きや別支給されます。 もしかしたらこの主婦も、夫の扶養を外れない範囲で年間90万程度の収入があるのかもしれません。 以上から導き出される結論。この夫婦の推定年収は600万円以上。 同年代の平均以上の収入があるわけですから、必死に節約しなくても貯蓄できるわけです。 カリスマでもなんでもありません。要は売り方が上手いだけ。 そしてもう一つ再認識したこと。 親の援助が無い限り、人間らしい生活の最低ラインは年収300万円。 今の世の中、厳しいねぇ...。 PR この記事にコメントする
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